麺のふとさ skill-2
今年も暑苦しい夏になりそうである
自分は前々から夏になると食欲が激減してしまうのだ、前に「あなたは夏になると飲み物とアイスクリームしか食べない!」と良くお叱りを頂いた位に夏に弱い生物
今年も温暖化のせいなのか地球の運命なのか、確実にむさ苦しい暑さの夏がやって来るであろう、そして一気に食欲は無くなり体調を崩してしまうのだ。そんな夏に向けてと言うか、来るべき事が分かりきっている夏に対してどう?食欲を補っていくか?は準備しとかなければなぁ~と思いつつ時間が経っていく。
夏場の麺類ってアリじゃん?!案外そう思われがちだが現実はそうでもなくて夏場の麺市場は苦しいものなのだ。ドコだってこのご時勢苦しいだろうけれど特に麺市場は夏と冬の落差は大きなものがある。
「冷やし中華」「冷やし系のそば・うどん」「そうめん類」「やきそば類」「冷製パスタ」などなどが夏場の商材として功績があるものだが、逆を言えば「それだけ!」その狭い間口に夏になると大手・中小とわず一気に商材を送り込むのだからラチが開かない現実である。何せ火を使いたくない!ってーのすら大前提だもの。
そんな中で自分も洩れる事無く夏場向けの商材を悩んでいる・・・というか悩み杉なのである!自分が一番製品としてのバランスで重きを置いているマッチングという側面からの観点である。一杯の一品の食べ物として最初から最後まで満足して食べれるか?という観点なんだけど、簡単に言えばラーメン食べて「これスープ最高に美味しい!でも麺を食べるとなにか物足りない?」という事例などがそれに含まれるんだけど、非常に残念なのだ良い所まで突き詰めてきて居るってことなんだ、もちろん個人の趣味至高が大きく反映される麺類だけに、人と人の味覚波長が合わないって事だってあるんだけど。
それで結構簡単な事例だと”麺”という存在。コレは幾多も種類があります。もちろん必然で種類は多いのだ。なぜならどんなにウマイスープ・つゆ・ソースでも麺で大きく完成した時の完成度が変わってくる。簡単なのは「松江ラーメン しじみ醤油味」これを太い麺のストレート麺で食べると最高にマズイ!もうなんて言うか「本当に同じものですか?」と自分を疑うくらいマズイのだ!ところが細めんにしたら、スープとのマッチが合ってくるスープが口まで上がってくる適用量が合って来て、見事に口中でバランスが取れてくる。もちろん太さだけでなく、麺質も大事でどの程度のスープを麺に吸わせていくか?という事もあるんだけど良い設定が出た所でコレを安定した供給と製造を続けて行かねばならないオペレーターの技術・感性・スキルも必要となってくる。
「松江ラーメン」これは本当に恐ろしい位の売れ行き、と言うか凄くリピートして頂いてる商品。ありがたい事にリピート率の非常に高い商品である!しかしながらリピートと言うのは本当にお客様が手厳しいのである!これは想像を絶する。「ほとんど毎日ってくらい食べてるよ」と言って頂けるお客様もおられる。そんな中で少しでも製造した製品がブレると本当にすぐ見抜かれる「この前と麺が違う気がする」とか「今回のはスープがダメだよ」とか、当然ながら麺は水や小麦粉を混ぜて作るので日ごとに湿度が違うように、微妙なブレを形成する。もちろんそこは問題ない程度なのだが、その後の工程で変わって来るのだ。大袈裟に言うならならクッキーの生地とパンの生地、水分量がああも違うと、めん棒などで押した時に同じ圧力で押しても薄くなる厚みと言うのに違いがでるのだが、あんな現象にもなったりする。0,01ミリ以下の世界で0,02縮んだ!などとやっているのだが、それが茹でるとまたさらに比例して加速度的に太さが変わって来る、それが最終的に一品として「味」と言うのもに還元されて行く。人の味覚はそう賢い物ではないのだが「一口目」と言うのはとっても敏感だと思う。ビールだって一口目が最高だもの。お客様というかエンドユーザーさんから、こういった勧告を頂ける事は本当にありがたいご指摘なのだ。自分達は然るべきブレを少しでも減らしてゆく歯止めを、発想とアイディアで捻りだして行きベストな選択を安定して出来るようにすることこそが努力なんだろう。むしろいい物しか製造できないというシステム!限界からの挑戦こそが「努力」に相当するんだ!という核心。
そんな思いもあって先の話に戻ると夏でも、一口目から最後まですんなり食べれる。食欲が無いのに一口食べたら俄然食べる気が出るヤルキが出る!気づいたら完食してた!なんてバランスのモノがあったらいいな!と思っている。そんで四苦八苦って事。そんな都合のいい物出来ないだろうけれど、少しでも近づくタメにやってること。
今回は都合上でそばです。実はこの蕎麦上から3種類あるのだが、麺の太さが3種類とも全部違うのだが一瞥して分かるだろうか?一番奥のモノと真ん中のモノは分かり易いが、真ん中と手前は結構分かりにくいと思うが明らかに違うもの。正解は上が一番太くて段々と細くなって行く。一番下は蕎麦としてはかなり細めなのだけれど、東京あたりの温かくて忙しい町だとコレが普通くらい
分かりやすいように比較するにはこうやって見比べると良いのだけれど、やはり上から徐々に太さが細くなって行くのが見て比較できる。最終的には食べてどうか?って事にはなるんだけれど・・・
似たような事例で最近どんべえの麺がウエーブだったのが「ぴんそば」と称してまっすぐなストレート麺になったのだけれど、アレなんかも昔のなごりのまま作ってたと思う。インスタントの製造性質上ウエーブの方が、整形に優れていたりラインを併用できたりと多くの利点があるのだろうが「なぜ?そばなのにウエーブなの?」という当然の疑問を突いているのだろうがその視点こそ大事だと感心。でストレートに変更して行くのは大変だったと思う食感も残しつつラインやカップに納めれる形状にせねばらならいもの。その感性や発見能力などの「気づき力」の重要性を改めて感じた。
でも他社でもここまで出来る事なので、自分達にもきっとまだまだ限界無く出来る事は山のように存在するはずである、仕事に対する熱意・情熱を忘れずに追求しなければ!とふんどしを締め直した日であった。もう滅茶苦茶にマッチングが良い物に絶対してやんよ!覚悟しときなー!とも思ったwww
別件だけど、今年の冬場はきっと「味噌ラーメン」がブームになるだろうと去年辺りから思っていた、濃い系の味噌で白系の味噌「みそトンコツ」とか「鶏ぱいたん味噌」とかのコクマイルド系の味噌だな!しかしながら、いかんせん味噌ラーメンが苦手なのである美味しい味噌ラーメンを発見された際にはゼヒご一報おまちしております。
@ヨースケ
Posted 5月 11, 2009 by ヨースケ under 未分類




